■ ID | 157 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | PCDD/Fs Concentration in Soil of a Japanese Local City: Possible PCDD/Fs Sources and Relationship with Land Utilization |
■ 著者 | Yusaku Ono
埼玉県環境科学国際センター Takashi Ikeguchi 国立環境研究所 |
■ 出版元 | |
■ 出版年 | 2001 |
■ 誌名・巻・号・年 | 21st International Symposium on Halogenated Environ- mental Organic Pollutants and POPs, Dioxin 2001, 9-14 Sep., 2001 |
■ 抄録・要旨 | 東京のベットタウンとなっている人口8万人、面積3,600haの地方都市の土壌を70試料採取し、生活環境により、土壌のPCDD/Fsレベルがどのように異なるか統計解析を試みた。主成分分析値等をクラスター解析し、次の結果を得た。
(1)クラスター1:公園・学校のグランド、仏閣、畑等のPCDD/Fsレベルは4.7pg-TEQ/gであった。(2)クラスター2:畑、盛り土、神社林、公園学校の植込み、沿道地域等のPCDD/Fsレベルは20.2pg-TEQ/gであった。草木の濃縮による可能性が高い。(3)クラスター3:水田の畦道、盛り土、神社林等のPCDD/Fsレベルは46.0pg-TEQ/gであった。また、水田や神社林では人為的な汚染であるPCPやCNPの使用によるものである。(4)クラスター4:水田の畦道、盛り土等のPCDD/Fsレベルは77.6pg-TEQ/gであった。クラスター3より高い人為的な汚染である。(5)クラスター5:水田の畦道、盛り土のPCDD/Fsレベルは、明らかに異常値である134.4pg-TEQ/gを示し、過去にPCPやCNPの使用及び野焼きが行われていた所である。 |
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